はじめに・・・歯磨き粉の成分気にしたことありますか?
毎日当たり前のように使っている歯磨き粉。
実は、その多くに合成界面活性剤が含まれていることをご存じですか?
舌がピリピリと刺激を感じるのってどうなんだろって考えるのって私だけじゃないはず。
磨き終えたあとはすっきりしても、舌が少し麻痺した感覚、、、これって体にとって良いもの?!
見た目や香りは爽やかでも、口の中は吸収率が高く、成分によっては体への影響が懸念されるようです。
何の疑いもせず毎日使用するもの、芸能人がCМしてる、大手企業だから安心。。。。
果たして本当に安心安全なものなのでしょうか?
結論:歯磨き粉選びは成分表示を確認することが大切
歯磨き粉の多くには泡立ちをよくするための合成界面活性剤が配合されています。
これは便利な一方で、口内の粘膜に刺激を与えたり、長期的な健康リスクが指摘されることもあります。
毎日使うものだからこそ、まずは「何が入っているのか」を知ることが大切です。
合成界面活性剤が使われる理由
①汚れ(プラーク)を落としやすくする
②泡立ちをよくして「磨けた感」を出す
③爽快感を持たせる
代表的な成分例
- ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)
- ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)
- スルホコハク酸系界面活性剤
これらは本来、食器用洗剤やシャンプーにも使われる成分です。

洗剤やシャンプーは洗い流すとして・・・
口もゆすぐけれど、体内には入ってくるよね。
それが日々、毎日のこととなると少し怖いかも。
肌に触れる、入ってくることを考えるとシャンプーやボディソープも
心配になっちゃうなぁ。
それはひとまず置いておいて、まずは歯磨き粉!
考えられる体への影響
口の中は粘膜から成分が吸収されやすい場所です。
敏感な方や子どもは特に注意が必要。
考えられる影響
- 刺激や乾燥:口内がピリピリしたり、乾燥しやすくなる
- 味覚の変化:長期使用で味覚を感じにくくなる報告
- アレルギー症状:口内炎や発疹が出るケース
- 歯への影響:研磨剤が入っているので歯のエナメル質を削ってしまう
調べてみたところ、海外では子ども用歯磨き粉にラウリル硫酸ナトリウムを配合しない国もあるようでした。

ドイツでは使用禁止だって。
アメリカでは6歳以下の子ども向け製品では使用禁止。
製品によっては使用量を制限してる国も多いそう・・・。
日本の添加物などの規制ってなぜ緩いんでしょう。
安全な歯磨き粉の選び方
- 成分表示を確認する
「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」が入っていないかチェック
- 無添加・低刺激タイプを選ぶ
「SLSフリー」「合成界面活性剤不使用」などの表示を参考に
- 天然、自然由来成分の製品を選ぶ
重曹・キシリトール・ハーブ成分入りなど

ここからは私の使っている歯磨き粉を紹介しますが、
他のメーカーもオーガニックの商品が少なからずあるようです。
おすすめ歯磨き粉*合成界面活性剤、着色料、酸化防止剤不使用
シャボン玉石けんの「せっけんハミガキ」がとってもよいのです。
気になる成分は無添加石けんを使用しています。
まず舌がヒリヒリしない、香料がない、泡立ち過ぎず、でも適度に泡立つ。
口腔内が麻痺した感じにならないので、仮にすぐなにか食べても味覚が変化しない。(ハミガキした意味なし(笑)。)
なによりもうれしいのは、冒頭でも述べた通り、合成界面活性剤や着色料、香料不使用なところ。
余計なものは入れていない安心、安全な商品です。

私が使用しているのは歯肉炎、歯周病を防ぐ「薬用せっけんはみがき」。
45歳以上の約4割以上が歯周病を有しているそうです。

*無添加ハミガキ粉のデメリットも
- 購入できる店舗が限られてくる
- 価格が一般的なものと比べて少し高い
- 発泡剤が含まれていないので、磨いた感じがしない場合もある
- 研磨剤が入ってないので着色汚れを落とす力が弱い傾向

デメリットよりもメリットを選びたい!
体に無害のものをできるだけ使いたいな。
まとめ
歯磨き粉に含まれる合成界面活性剤は、泡立ちや使用感を良くするために広く使われています。
しかし、口内の粘膜は吸収率が高く、成分によっては刺激や乾燥、味覚の変化など、健康に影響する可能性があることも分かっています。
特に、
- 口内炎ができやすい
- 口の中が乾燥しやすい
- 小さなお子さんがいる家庭
では、成分の見直しが安心につながります。
安全な歯磨き粉選びのポイント
- 成分表示を必ず確認する(ラウリル硫酸Naなどは避ける)
- 「SLSフリー」「無添加」「低刺激」などの表示を参考にする
- 天然由来成分やオーガニックタイプも選択肢に入れる
毎日何気なく使っている歯磨き粉も、少し意識して選ぶことで、口の健康だけでなく全身の健康を守ることにつながります。
歯磨き粉の裏面、ぜひチェックしてみてくださいね!